テレワーク活用にあたり、業務内容を見える化しました
私には現在0歳と3歳の子どもがおり、共働きをしています。テレワークについては、業務の効率化、ワークとライフのコーディネートの観点から利用しています。在宅で仕事をすることにより、通勤時間を育児や家事に充てることができますし、子どもと触れ合う時間も確保できます。
また、テレワークを導入したタイミングで、行内イントラにより自分のスケジュール、業務内容を見える化しました。これによって、仕事を人に帰属させることなく、互換性のある業務体制の構築も進めていきたいと考えています。
今後、テレワークで活用できる業務範囲の拡大に伴い、さらに利用頻度も高めたいと思っています。
まずは管理職が利用することで社内への浸透を図りたい
テレワークにより、電話応答等で業務を中断することなく、集中して従事できる時間を確保できるため、労働生産性を向上させて仕事を進めることができます。また、出社準備や通勤にかかる時間を育児や家事の時間に使えるため、生活にも充実感が生まれたと感じています。
さらに、第1子の育児休業を取得した際に、普段体験することがない、平日昼間の地域社会に出ることができて、非常に貴重な経験ができました。さまざまな休暇の活用により、そのような機会が増え、普段会社の中にいるだけでは得られない新たな発想等も得られるのではないか、と思っています。
男性の育児休業取得についても、テレワークについても、制度の利用によって職場を不在にすることにより、いろいろ迷惑がかかるのではないか、業務が回らないのではないか、というような懸念の声もありましたが、実際に導入してみると、職場内で互いにカバーすることで全く問題は生じませんでした。不在者の業務を他の者がカバーすることで、新たな業務習得機会にもなり、組織全体の成長にもつながっていると考えています。現在当行では、テレワークの利用対象が管理職に限定されていますが、管理職が利用し、その利便性を実感することで、利用対象者が拡大した際には、部下にも積極的に利用を促すようになって欲しいと考えています。
まずは管理職である私自身が、率先してテレワーク制度をはじめとする新たな制度、仕組みを利用することで、それらの制度利用が当然となる組織にしていきたいと思います。