子どもの成長を実感する瞬間はかけがえのない大切な思い出になる
我が家には長男、長女、次女の3人の子どもがいます。長男のときには現在のような男性育児休業制度がありませんでしたが、長女が1歳半を過ぎたタイミングで育児休業を分割で取得し、次女が生まれた直後にも、まずは1週間分を取得しました。休業取得経験者として、子どもと接する時間が多ければ多いほど仕事へのモチベーションは上がると感じましたし、特に休業期間中は子どもたちの成長に感動させられる場面が何度となくありました。例えば次女の出産時。長女は母親と一緒に寝ることが当たり前でしたが、母のいない寂しさを表に出さず、平然と過ごしていました。幼いながらも姉になるという自覚が芽生えた瞬間に立ち会えたことは、これからもずっと記憶に残り続ける、かけがえのない大切な家族の思い出です。
我が家を大切にする。そんな人にこそ住まいを任せたい
男性の育児休業の取得は、お客様からも好意的に受け止められることが多く、従来とは違う新しい価値観を積極的に取り入れる組織としての姿勢は、むしろ評価につながっていると実感しています。家族を大切にする人間だからこそ、家づくりを任せる信頼に値する。休業の取得をお伝えした際のお客様の反応は、大きな安心材料になっています。取得にあたって不安がなかったわけではありません。ですが、チーム運営に支障が出ないようにマネジメントし、部下の成長にもつなげていくのがマネージャーの責務であり会社も私にそれを求めてくれています。
不在中の突発的なトラブル対応策を様々にシミュレートし、チームで話合いを重ねて、お互いに助け合いながら仕事を円滑に進められるような体制を整え、職責者や職場の仲間に前もって情報共有など準備を行った仲間一人ひとりが、自分の役割を考えながら私のいない分をしっかりカバーしてくれたことに感謝しています。
ちなみに今の一番の楽しみは、少しでもはやく家に帰って子どもたちとその日の出来事を話し合うことです。そのために業務の効率化も強く意識するようになりました。「子どもたちが寝なくなる」と妻から苦情を受けることもありますが、これからも子どもたちとの時間を大切にしながら、成長を見守り続けたいと思います。