管理技術者としてキャリアアップ
2009年に入社以来、建設コンサルタントとして、港湾の整備事業に係る整備効果検討、港湾計画に関する調査、検討業務に従事しています。2013年に国家資格である建設部門の技術士の資格を取得しました。その後、担当した業務において、2019年に「近畿地方整備局大阪港湾・空港整備事業所優良業務・優良技術者表彰」、2020年に「四国地方整備局優良業務・優良技術者表彰」を受けることができました。港湾計画の策定業務や港湾整備効果を整理・検証する仕事にやりがいを感じています。
夫婦ともに育児休業を取得したことが、キャリアにとって大きなプラスに
2017年に育児休業を6か月間取得しました。当初、仕事を離れることに不安がありましたが、育児休業中も社内の動向、担当分野の最新の情報、所属部署の業務受注状況など、会社から丁寧な情報共有があったおかげで不安が払拭されました。また、私の育児休業後に、当社に勤務する夫が交代して育児休業を1か月取得したことがとても有意義な経験となりました。仕事から離れ、ブランクが生じることが精神的にどのくらい不安となるかを夫が経験し、理解したことは、私が働き続けることに大きなプラスとなっています。後輩には、国家資格を早めに取得することを勧めたいです。ライフイベントを迎える前に多くの経験を積むことで、性別にかかわらず育児休業が決してキャリアの中断にならないと考えるからです。今後も管理技術者として経験を積み、いろいろな働き方があるということを示すことができればいいと思っています。