突然の介護に動揺してしまいましたが、相談に乗ってくれました
2年ほど前に、突然父が倒れ、入院しました。その後、リハビリを経て、今は在宅で介護をしています。父が入院した時には、あまりに突然だったこともあり、動転してしまい、離職を申し出ましたが、まずは体制を整えるために介護休暇を取得することや、その後の働き方について、法人本部の方をはじめ、いろいろな方が相談に乗って下さったり、アドバイスを下さっ
たりしたことで、離職せずに、仕事と介護を両立させて働き続けることができています。父の入院中は、夜勤や遅番を免除してもらい、日中にフルタイムで勤務していましたが、今は在宅で父の介護をしているため、月15日の短日数で勤務をしています。勤務日の15日間はデイサービスを利用しています。また、父が退院する直前には、介護の体制を整えるため、介護休暇を利用しました。
何もかも自分で抱え込まず、周囲の力を借りることも大切
介護のことについて、これまで何も知らなかったため、周りの方からのアドバイスはとてもありがたかったです。職場の方や訪問看護の方から、いろいろ教えていただきました。ただ、最終的に自分たちが何を使えるのか、どのような申請が必要なのか、ということは役所の窓口に聞かないとわからないことも多いため、都度窓口に行って確認することも多々あります。また、介護保険制度を利用するために必要となる書類もとても多いため、仕事と介護の両立はなかなか大変です。
介護がスタートした時は、何でも自分でやらなくては、と意気込んでいましたが、仕事と介護とで毎日がいっぱいになってしまい、次第にきつくなってきてしまいました。そのような時に、周囲の方々にサポートしていただき、周囲の方の力はとても大きく感じました。今は、少し費用が掛かってもサービスを利用し、自分の時間も少し確保することで、無理しすぎてしまうことのないように気を付けています。困った時には、自分で抱え込んでしまわずに、周囲の力を借りて乗り切ることが大切だと感じています。