休憩時間は個室感覚のカプセルベッドでしっかり休憩をとることができます
当社に入社する前は、自動車教習所の指導員として働いていました。指導員の仕事を通して、運転する仕事に興味を持ち始めた頃、当社の女性を対象とした営業所見学会の広告が目に留まり、参加したことが入社のきっかけです。営業所見学会では、施設や車両見学、ワンマン機器操作だけでなく、第一線で活躍されている現役の女性運転士との交流がありました。そこでは、仕事のやりがいだけではなく、
家庭との両立のために工夫されていること、大変に感じていることなど、リアルなお話をたくさん聞くことができ、自分が運転士として働く姿をイメージすることができました。また、当社では女性運転士が働きやすいよう職場環境整備が進んでいますが、一番良かったことは休憩室にカプセルベッドが設置されたことです。休憩時間に個室感覚でゆっくり休むことができるため、とても助かっています。バス折返し場にも、女性専用トイレが新設され、使いやすくなりました。設備が整っていると、休憩時間にしっかり休むことができ、仕事中の集中力が上がるので、安全な運行のためにも大切なことだと感じています。
仕事の幅を広げるためにも、昇格を目指したい
バス運転士というと、男性の仕事というイメージがあるかもしれませんが、性別に関係なく活躍できる仕事だと思っています。シフトの中には、早朝から出勤して午後の早い時間に終了するもの、午後からゆっくり出勤して夜間に終了するものもあり、
日中の空いた時間に家事をこなすなど、自分で工夫して時間を有効活用しています。
運転中は、車内の様子をよく把握するようにしていますが、「お客様が手すりにつかまりづらそうだな」「体勢がつらそうだな」と自分の運転技術についてお客様に気づかされることも多く、技術をさらに磨かなくてはと気持ち新たに頑張ることができます。目下の目標は、当社の運転士として最初の昇格となる副班長や班長運転士というリーダーになることです。昇格後は、路線バスだけではなく、高速バスに乗務できるようになるため、仕事の幅を広げるためにもステップアップを目指したいと思っています。