先輩の「ねじガール」に憧れて技術職として入社しました
2014年に入社以来、工場で技術職として働いています。大学では化学を専攻していましたが、モノづくりの魅力に惹かれ製造業を志望しました。中でも、「ねじ」は多岐にわたる分野で使われていることに可能性を感じました。会社見学の際に、先輩の「ねじガール」が活き活きと働いている姿に憧れたことも、当社に入社した理由の一つです。入社してからは、上司や先輩が熱心に指導してくださっていますが、女性だからという特別扱いは感じません。
また、工場は、女性が安全に不便なく働けるよう、さまざまな工夫が凝らされています。重量物の運搬等、女性の力では危険だと感じる場面があれば、従業員の意見を踏まえてスピーディーに改善されます。おしゃれな作業服や、リビングのような工場のトイレ等、快適な職場環境が整備されていますが、これらも従業員の意見が反映されたものです。そのほか、有給休暇が取得しやすいことも良いところだと思います。休日は趣味のライブに出かけ、リフレッシュしています。周囲の人たちも各人の予定に合わせ休暇を取得しているので、将来子育てをすることになっても、安心して仕事を続けられると思っています。
より一層技術を磨き、一人前の職人になりたい
「ねじガール」として地域のメディアに取り上げられることもあり、知人から「頑張っているね」と声をかけられることはうれしいことです。私たちが注目されることで、女性がモノづくりの現場で活躍できることや、その楽しさが多くの方に伝わると良いと思います。今後は、私が先輩の女性技術職に憧れたように、後輩や子どもたちに憧れてもらえる存在になりたいです。今は入社6年目ですが、まだまだ一人前とは言えず、学びたいことはたくさんあります。技術を磨き、不良廃棄率を減らすことが目下の目標です。