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2018年度
株式会社ファンケル (卸売業、小売業)(えるぼし認定企業取組事例)
企業プロフィール
- 設立
- 1981年
- 本社所在地
- 神奈川県横浜市
- 事業内容
- 卸売業、小売業-小売
- 従業員数
- 2,506人(うち女性2,176人)
- 企業認定・表彰等
- くるみん認定、えるぼし(認定段階2)、均等・両立推進企業表彰
取組内容
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「えるぼし」認定取得により感じている効果・メリット
- 採用活動の場面で、女性活躍推進の取組の裏付けとして紹介している。
- 名刺に「えるぼし」認定マークを印刷し、社外へアピールしている。えるぼし認定のことを知らない方から質問を受け、そこから社内の女性活躍推進について説明する良いきっかけになった。
- 「日経スマートワーク大賞 2018 審査委員特別賞」の受賞につながった。
「えるぼし」認定取得のきっかけ
- 当社では女性社員の割合が高く、すでに女性活躍の風土は醸成されていたが、さらなるキャリア形成支援を進め、女性管理職割合を高めたいという課題があった。
- 販売職の有効求人倍率が上昇傾向にあるため、採用力向上の効果を期待して「えるぼし」認定を取得。
実施している取組と実績
- 商品やサービスの専門知識を活かしてステップアップできるよう「マイスター職(新人のパート職員を指導する)」「エキスパート職(管理職としてではなく、専門知識やスキルを活かしたキャリアアップができる)」を新設し、働き方の選択肢を増やした。
- 長く安心して活躍できる環境を整えつつ、採用競争力も強化していくため、店舗契約社員の雇用管理区分を廃止し、「エリア正社員」を新設。「エリア正社員」は、原則転居を伴う異動がないため、担当する地域で安定して働くことができる。また、賞与の支給ルールの改定や休日日数の処遇を改善した。
- 本社部門、工場部門の契約社員とパート社員、直営店舗のパート社員を無期労働契約に切り替えた。もともと勤続年数は長い会社であるが、「今まで以上に安心して働けるのでうれしい」という声が社員から上がっている。
当社は創業当時から女性パート社員が活躍しており、会社規模が大きくなった現在も、女性の活躍は特別意識しているものではなく、全社員に自然に『会社の風土』として根付いている。制度作りもちろん重要だが、まずは社員の意識を変えることが重要と考えている。