制度利用の経緯
私は2006年に入社し、2012年に現在の経営企画部に異動し、2014年10月に第1子を出産しました。当初は、産前休業の前に一部有給休暇を取得しようと考えていましたが、2014年6月に体調不良により急きょ入院することとなってしまいました。当初は少し有給休暇を取得して復帰できると思っていましたが、数週間の入院と退院後の自宅安静が必要なことが判明し、8月からマタニティ休暇を取得しました。自分自身も思いがけない入院だったので動揺しましたが、上司がマタニティ休暇制度のことを調べて連絡をくださったため、安心して休むことができました。
この休暇制度がなかったら、どこまで休暇を取得できるのか不安だったと思います。その後、産前・産後休業と育児休業を取得し、子どもが1歳半になった2016年4月から職場復帰しています。当社の育児休業制度は子が3歳に達するまで取得可能なので、1歳のタイミングで保育所に入所できなかった時も、焦ることなく安心して育児に専念できました。
職場復帰後はフルタイムで働いています。上司や周りの方々に配慮していただき、残業はせずに定時で帰宅しています。また、夫とは保育所のお迎えを交替で行うなどして育児を分担しています。
今後育児と仕事を両立する方へのメッセージ
育児と仕事の両立にあたっては、職場の方々や家族のサポートが本当にありがたいと感じています。また、妊娠中にマタニティ休暇を取得した時も、急なお休みにもかかわらず、温かくサポートしていただいたことにとても感謝しています。
私は、以前より出産後も働き続けることに迷いはありませんでした。しかし、「子どもが小さいのに保育所に預けて働くなんてかわいそう」という意見を耳にすると、不安になることもあります。出産や育児は初めてのことばかりであるため、いろいろな情報に振り回されて疑心暗鬼になってしまうことも多いと思いますが、自分の信念(直感)を信じていれば、ほとんど上手くいくはずです。大変なことも多いですが、やりがいもたくさんあります。一緒にがんばりましょう。