働き続けて良かった(入船さん)
私は当社に入社して12年目の2011年7月に第1子を出産しました。妊娠当時は、仕事と育児を両立させる事など考えたこともなく、また、同じ部署内にはそのような人はいなかったため、子育てしながら仕事を続けるということが全くイメージできず、退職を申し出ました。すると、専務から、「とにかく辞めないで、戻ってきてから考えてほしい」と言っていただき、翌年の4月、近所に保育園が開設するという幸運にも恵まれ、職場復帰しました。しかし、その夏には子どもが風邪をこじらせて1週間入院したり、それ以外にもしょっちゅう病気等にかかったため、復帰して1年目は仕事との両立はとても大変でした。子どもが1歳になるまでは、週20時間勤務とし、勤務時間はかなりフレキシブルに設定できたため、子どもの体調や仕事の状況等に合わせて勤務できました。1歳になってからはフルタイムで勤務しています。子どもが病気の時には、在宅勤務にしてもらったこともあります。
2015年1月には第2子を出産しました。第2子の時には、産前産後休業・育児休業を取得して職場復帰することは既に当然のことと感じており、迷いはありませんでした。
子どもが小さい時には頻繁に病気になるので、子の看護休暇はとてもありがたいです。また、女性が育児と仕事を両立させるためには、夫の理解・協力が不可欠なので、イクメンレポートの提出は、意識啓発として役に立っていると感じています。今では子供は二人とも小学生になりましたが、各種制度を活用しながら仕事と育児の両立ができています。
子育て支援の制度をフルに活用しました(小島さん)
私は、入社16年目の2014年3月に第1子を出産しました。私が住んでいる地域では、4月の保育園入園児の募集を前年の10月から開始するため、生まれる前から申し込みをしていましたが、入園することができず、また当時は「だんだん」もまだ保育の仕組みができていなかったため、翌年の4月まで1年間育児休業を取得することとしました。業務の都合等により、子どもの保育園入園前に一時的に出勤することとなったため、子連れで出勤した時もありますが、職場内の人たちはとても理解があり、温かく迎え入れてくれました。そして4月からは無事保育園に入園することができ、フルタイムで復帰しています。
保育園に預けて復帰して、一番苦労したのは、子どもの病気です。2歳になるまではとにかく頻繁に病気にかかり、復職後1か月で看護休暇は使い果たしてしまいました。その後も病児保育と年次有給休暇を使い、何とか乗り切りました。子供が小学校に入ってからも、周りのサポートも得ながら仕事を続けられています。