双子が誕生することが分かり育児休業取得期間を延長
私は2012年にキャリア採用で入社しました。現在はIT&デジタル革新推進部に所属しており、システムの企画および運用を担っています。2017年に結婚し、2022年12月に双子が産まれたため、2023年1月から3月まで育児休業を取得しました。
妻の妊娠が分かった当時、男性の育児休業が世の中でも一般的になってきており、会社にも制度があることを認識していました。妻が高齢であったこともあり、少なくとも1か月は育児休業を取得しようと決めていました。その後、双子であることが分かり、さらにサポートが必要と感じたため、上司と相談し、休業期間を1か月から3か月に延長することにしました。
妊娠が分かってからは引継ぎ資料を準備し、早い段階から同僚への業務引継ぎを実施することで、育児休業取得の理解を得ることができました。
育児そのものだけでなく心の面でも大きな力に
今回インタビューを受けるにあたって妻にも話を聞いてみました。女性にとって産後は体力的にも精神的にも消耗しており、加えて双子の育児となると一人で向き合うのは大変だったが、私がそばにいるだけでも気持ちが楽になったとのことでした。特に生後2、3か月の間は、育児そのものだけでなく、パートナーの心の支えとして男性の育児休業は大きな効果があると感じました。男性も授乳以外の育児はできますので、育児休業取得は、女性と同様に必要であることを実感しました。
現在育児休業中の妻が2024年4月から復職するため、今後は昼間に保育所に預けている子どもが熱を出したりした際、対応できる体制があれば安心できます。また、育児休業希望者の心のハードルを下げるため、育児休業期間中に業務負担をかけるチームや同僚もメリットが享受できるような制度・仕組みがあるとよいと思います。