育児短時間勤務の期間を延長
入社以来、グループ会社で旅行業務に長く携わり、2021年に現在の部署に異動してきました。2016年に出産し、育休後復帰。育児短時間勤務制度を利用しています。法律上の育児短時間勤務制度は小学校入学まで努力義務とされていますが、3月31日に保育園を卒園して、4月1日から急にこどもの手が離れるわけではありません。学童保育に入れても最初は保護者の送迎が必要ですし、学童からこどもを1人で帰宅させることに不安がありました。そこで、こどもが小学校に上がる時に「両備フレキシブルワークプラン」を利用して、育児短時間勤務制度を延長しました。
制度を利用したことで、こどもを1人で下校させなくてすみ、その安心感は大きいです。また、小学校低学年のうちは、宿題を見てあげるなど保護者が手助けしなければならないことも多いので、早く帰宅できて大変助かっています。
授業参観などの行事のときは、1時間単位で利用できる時間有休の制度があり、これもよく利用しています。
時短勤務のため、どうしても終わりの時間は変更できないので、日々時間との戦いです。時間内に業務を終わらせるように、集中して取り組み、効率的に業務を行うことを常に意識するようにしています。
ただ、どうしても時間の調整が難しい時には、仕事はチームのメンバーにフォローしてもらい、子育ては家族や親の協力を得ています。会社と家族、双方の協力があるおかげで、今の両立に繋がっています。皆さんが気持ちよく助けてくださるので感謝しています。
今後は後輩を支援する側になりたい
「両備フレキシブルワークプラン」ができたことは画期的でした。制度によって働き方の選択肢が増えることはとてもいいと思います。ただ、私の場合は女性の多い部署にいたため、制度の存在を知っていましたが、部署によっては制度を知らない人もいます。もっと制度が浸透して、使いやすい環境になっていればいいと思います。そして、私も周囲に助けられて両立ができているので、今後は、後輩たちのフォローやサポートができる人材になりたいです。