(1)行動計画目標の策定
女性活躍推進法の施行に伴い、当時は取組は義務づけられていませんでしたが行動計画目標を策定し、取組を進めました。
(2)ホームページのリニューアル
以前は外部の制作会社に依頼して作っていたホームページを刷新。各部門が発信したい内容を聞き取り、それを反映したホームページを制作しました。育休・復帰した女性従業員のインタビューを掲載するなど、女性でも働きやすい環境であることをアピールしています。社内外で大変好評を得ています。
(3)育児・介護による短時間勤務・フレックス勤務制度
短時間勤務制度とフレックス勤務制度を導入。これにより、こどもの保育園の送迎や行事への参加、通院などにフレキシブルに対応でき、ワーク・ライフ・バランスを保ちながら働くことができるようになりました。
短時間勤務制度は、6時間~8時間の間で、本人の選択によって勤務時間を決めることができます。育児による短時間勤務は法定以上の小学校3年生修了まで取得可能です。
(4)短時間正社員制度
病気などの理由がある場合、正社員でも短時間勤務をすることができます。これによって、治療と仕事の両立が可能になります。
(5)テレワークの本格導入
従来から導入していましたが、勤続年数や業務上の必要性が認められるなど、一定の条件を満たした者しか利用できませんでした。しかし、コロナ禍が後押しとなり、2020年からは本人が申請し上長が承認すれば利用できるようになりました。これにより、子育て中の従業員だけでなく、遠方に住んでいる従業員の通勤の負担・ストレス解消にもつながりました。
また、月5日以上リモート勤務をしている従業員には、通信費として月3000円を支給しています。
(6)デジタル化による業務の効率化
管理部では、出社しなければできない仕事を減らすために、紙ベースの作業を電子化しました。また、電子印のシステムを導入し、押印のための出社も不要になりました。これらによって、よりテレワークがしやすくなりました。
(7)セルフキャリアドック制度
毎年働きぶりなどから各部署より選ばれた計20名は、外部のキャリアコンサルタントと面談を受けることができ、自身のキャリアの棚卸や将来のキャリアプランを考えていただいています。
セルフキャリアドック制度の導入により社員の定着やモチベーションの向上につながっています。