部下の育成のため、業務の分散や多能化、自己啓発に取り組んでいます
2004年の入社以来、2回の産前産後休業・育児休業を取得し、総務部で人事労務や庶務、経理を担当してきました。入社後しばらくは上司と二人で担当していましたが、最近は4人の後輩を持つようになり、業務の分散や多能化による部下の育成・教育を期待され、グループ長補佐への昇格を打診されました。上司から昇格の話があった時は、大きな気持ちの変化はありませんでしたが、責任が増すことを感じました。
キャリア形成にあたっては、労務や総務を担当しているため、法改正への対応が必要になることから、業務に役立てるための情報収集や勉強を自主的に行っています。給与や労務関係、IT関連など、社外の研修を受講することもあります。社外の研修は自分から申告することができ、会社に費用を負担してもらえるので、研修を通じて得たことを部下や社内に共有・還元しています。
自分の経験をできるだけ後輩に伝えていきたい
産前産後休業や育児休業前後の事務手続の一覧表は、これから休暇を取得する後輩が不安にならないよう、上司に相談して自発的に作成しました。作成の際は、顧問社会保険労務士の協力も得ながら、自分の経験をもとに必要な事務手続や育児休業給付金の内容を分かりやすくまとめました。この一覧表は今も運用しており、後輩従業員からも安心して休業・復帰できるとの声を多くもらっています。
私は、今後もできるだけ長く働き、部下の育成を通じて会社に貢献していきたいと考えています。私がこれまで仕事を続けてこられたのは、家族や上司、同僚の理解やバックアップがあったからです。このため、後輩には、いつでも相談してもらえるように声掛けをよくしています。キャリアアップには知識や経験、成功体験を積むことが自信につながり重要と考えています。以上の経験等を後輩に継承し、キャリア育成・成長を支援していくことが私の使命と考えています。