「ピンチをチャンスに変えよう」諦めずに取り組んで良かった
介護の専門学校を卒業し、当法人で働き始めてから17年になります。6年目に6年次研修を受講した後、12年目に中核職員研修を受講し、現在はサブリーダーとして、8人のメンバーをまとめる立場です。6年目、12年目とも、組織内の立場において悩みを抱える頃に研修を受講することができ、その後のキャリアにおいて良い転機になったと感じています。中核職員研修の受講を指名された時は責任を感じましたが、長く働いている同期も一緒に受講したため、とても心強く感じました。同期が多く残っていることは、働きがいと働きやすさの両面が充実しているからだと感じています。
昨年度、私は施設の行事委員長の役割を担いましたが、コロナ禍で入所者の方々が楽しみにしてくださっていた行事が従来通りにはできなくなり、試行錯誤の毎日でした。介護施設において、入所者の方の楽しみづくりや生きがいづくりはとても重要な仕事です。入所者の方に集まっていただくことはできないため、時代劇の扮装で皆さんのところに出向いたところ、大変喜ばれました。中には、涙を流してくださった方もいて、今までの経験の中でも印象に残っている仕事になりました。コロナ禍でも諦めずに「ピンチをチャンスに変えよう」と取り組んだ経験は、今後のキャリアに大きく活かせると考えています。
後輩のために働きやすい職場づくりに貢献したい
子どもが小さい時には、急な体調不良でお休みすることもありましたが、先輩方がシフトを代わってくださったり、温かい言葉で気持ちの面でもフォローしてくださいました。今後は、私が先輩方にしていただいたように、当法人の伝統を受け継ぎ、後輩のために働きやすい職場づくりに貢献していきたいと考えています。