出勤と在宅勤務双方のメリットを活かして働く
2008年に入社し、2017年より産休・育休を第1子、第2子連続で取得。2020年4月に元の職場に復職しました。
自宅が遠いため保育園の送迎が心配でしたが、ちょうど企業内保育所が開設し、第2子がお世話になっています。子どもがすぐそばにいることや急な呼び出しの際にもすぐに駆け付けられる安心感があり、仕事にも集中して取り組めます。また、「手ぶら登園」など、仕事との両立を一番に考えてもらえるためとても助かっています。
復帰直後は、短時間勤務制度を活用しましたが、もっと仕事に打ち込みたいという気持ちもあり、「在宅勤務制度」を利用してフルタイム勤務に変更しました。在宅勤務では一時的な離業が認められるため、16時など定時より早く一度退社して、保育園の迎えや食事等の育児を済ませたあと、在宅勤務で再び仕事に就くという働き方が可能になります。上司への相談やメンバーとディスカッションしなければいけないことは出社中にやりきり、そのアウトプットを自宅に持ち帰って、再就業時にはそれをもとに一人でじっくり考え資料作成というように利用しています。出社と在宅勤務の両方のメリットをうまく活用でき、効率的かつ効果的に働けていると感じます。
制度と上司や周囲の理解、そして自らも努力が必要
制度によって子育てと仕事を両立できることは大変ありがたいですが、メンバーに迷惑をかけないか、周囲が不公平感を覚えるのでは、などの不安がありました。幸い、上司やメンバーの理解に恵まれているおかげでワーク・ライフ共に充実した日々を送れています。制度は、個人の事情を理解し、制度を活用することを快諾し、フォローしてくださる上司やメンバーがいて初めて成立するものだと実感しています。部署内だけでなく全社的に制度に対する理解が深まるとより利用しやすいと思います。一方で、制度を利用する立場としては、制度を活用することで成果を高め、少しでも職場や会社への貢献に繋げられるよう意識しなければいけないと思います。
今は仕事と育児家事をこなすだけで精一杯ですが、自己研鑽できる時間も見つけて、仕事の質を高め、少しでも目に見える成果を出していければと思っています。