第1子から第2子の間に制度がどんどん充実
1998年に入社し、今年で勤続22年目となります。入社当初は埼玉支店に勤務していましたが、その後、本社の経営企画部に異動。その時に第1子を出産。産休・育休を取得した後復帰。その後第2子を出産し、産休・育休取得後、安全品質管理本部に異動となり、現在に至ります。
第1子出産時、まだ両立支援の制度が整っておらず、育児休業は最長1歳6ヵ月まで。ところが保育園に入れず、有給休暇を利用し、職場復帰しました。また、通常の勤務では、保育園の送迎ができないため、育児時短を利用しましたが、上の子のときは3歳まで。下の子のときは、制度が充実して小学校3年生まで利用できるようになりました。また勤務時間の繰り上げ、繰り下げも利用し、朝の送りは夫にお願いし、夕方のお迎えは私が担当するというように分担もでき、仕事と育児の両立ができるようになりました。
私が出産する以前は、先輩女性で出産後も仕事を続ける人はほとんどおらず、妊娠や出産を機に辞める方が大半でした。前例がなく、仕事を続けていけるか不安でしたが、私が出産した頃から制度が整い始め、そのおかげで仕事が続けられました。また、育休中に子育てに専念できたからこそ、新しい気持で仕事に戻ることができました。小学校1年になると会社からランドセルのプレゼントがあります。会社からの様々な制度やサポートにはとても感謝しています。
今後は後輩の育成もしていきたい
1年任期で女性活躍プロジェクトチームのメンバーとなったことがあり、長時間労働について議論しました。1年では原因の解明までしかできませんでしたが、翌年のメンバーに引き継ぎ、残業時間の縮小の成果につながりました。
下の子が小学生になり、手も離れてきたので、そろそろ自分のキャリアを見直しステップアップを考えなければならない時期になりました。これまでは自分のことで精一杯だったので、今後は後輩の育成もしていきたいと思っています。以前に比べると女性が働き続けるための制度はかなり充実しているので、後輩にもがんばって働き続けてほしいと思います。