契約社員から行員へ登用、さらに監督職に昇進
2005年に契約社員として採用、2012年に行員に登用され、2016年に現在の人事部に異動。2020年7月に監督職に昇進しました。当行に入行する前は別の仕事をしていましたが、出産を機に退職。3年間育児に専念した後に再就職しました。当時は契約社員であるキャリアパートナーとして営業店で窓口業務を担当していましたが、キャリアアップなどは全く考えていませんでした。しかし、当時の女性管理職を間近で見ているうちに、徐々にキャリアアップを意識するようになりました。また、契約社員から行員になる道があることを教わり、「さらに活躍したいのであれば行員になるべき」という言葉に背中を押され、子どもが小学校高学年になった頃、行員登用試験を受験し合格しました。
行員になると、窓口業務以外にも融資、渉外、法人営業などいろいろな仕事の選択肢が広がりました。また、女性向けキャリアアップ研修の制度も整っていたので、自ら手を挙げて参加していくうちに、さらに上を目指したいと思うようになりました。そこで、行内の監督職登用試験を受験、合格し、今では監督職として責任ある仕事を任せてもらっています。女性上司や研修のおかげで、自分の可能性を広げることができたと思います。
先輩の背中を見て学び、背中を押していただいた
人事部に異動になってからは、行員の制服を廃止し服装を自由化する施策に取り組みました。自分が主担当として施策を実現したことは大きな自信になり、チャンスを与えられることで、人は成長できると実感しました。
幸運だったのは、女性管理職のもとで働くことが多く、いかにしてキャリアをデザインしてくかを肌で学べたことです。要所要所で女性管理職に背中を押していただいたことで、様々なことにチャレンジすることができました。
女性の場合、自ら積極的に手を上げる人は少なく、新しいチャレンジに対して躊躇する人が多いのではないでしょうか。そんな時に背中を押してあげられる存在はとても大切です。私が先輩方にしてもらったように、後輩達の背中を押してあげられる存在でありたいと思っています。